2010年9月12日日曜日

9月6日~13日は、サン・セバスチャン(スペイン)の1週間

6日夕方サン・セバスチャンに到着しました。
住所通りに宿に向かうと、表には全く看板なし。
でもインターホンに赤いマジックでHOSTELって手書きが。
押してみるとドアが開いたので、階段上がるとちゃんとレセプションがありました。
とりあえず部屋に荷物を置いて、街に出てみることに。

サン・セバスチャンはピンチョス発祥の地で、スペイン側のバスク地方の中にあります。
宿の辺りは旧市街と言われる所なのですが、バルが密集している所でもあります。
なので、実は朝からバルが開いていて、ピンチョスも用意されています。
朝は、コーヒーを飲んでる人を見かけますが、昼にはもうビール片手に。
夜はもちろんもっと賑わって、みんな立ち飲みで少し飲んで食べては何件かはしごして回ります。
そしてここでは、チャコリという微発泡の白ワインのような飲み物と、シードルというリンゴのお酒が名物。
どちらも良く冷やしてあり、高い位置からグラスに注ぎ入れるのが特徴で、店員さんによっては、お客さんの顔を見て手元を全く見ない人も。
少しぐらい飛び散るのもお構い無しのようです。
シードルはそんなに美味しいとは思わなかったのですが、チャコリは、キリッとした味でピンチョスに良く合います。

私達も、滞在の8夜は毎日、2~4件のバルをはしご酒しました。
宿の前の通り(Calle Fermin Calbeton)が一番賑わってて、美味しい店が多いから、というのは言い訳ですが。
興味のある方は、次のバル日記を見て下さい。

昼間7日、街中を散策。
旧市街地の端にSan Vicente Churchが在ります。

海水浴場がウルメア川を挟んでコンチャ湾側とスリオラに2か所ありました。

潮の満ち引きが結構あり、満潮時は河口の歩行者道まで波がかぶる程でした。
その歩行者道を通って市街地の北側にある丘(全体が公園になっている)モンテ・ウルグルを登ると、モタ城があり、城の上では高さ10mのキリスト像が立っています。

8日は、久しぶりにコイン・ランドリーへ。

この辺りには1ヶ所しか無いようで、前日歩きまわって探したウルメア川東のGROS地区まで。
行ってみると混んでいたので、もっと在ってもいいのにと思いながら、読書し順番&仕上がり待ち。
私達はウォッシングのみ(8ユーロ)ですが、このお店は別料金でアイロン掛けまでしてくれるようでした。
9日は、日帰りでバスに乗ってビルバオ&ゲルニカへ。
ゲルニカは、スペイン内戦で廃墟と化した町です。ピカソの「ゲルニカ」が陶板で再現され町中にあります。

ビルバオは、グッゲンハイム美術館で有名です。神戸のフィッシュダンスをデザインしたフランク・O・ゲーリーの設計です。


複雑なデザインで大きく、どの角度から観ても楽しめます。この日の展示内容も面白かったです。
10日も日帰りで、バスに乗ってパンプローナへ。
ここは牛追い祭りで有名な所です。
7月6日正午、この市庁舎のバルコニーに市長が立ち祭りの開始を告げます。

今年はもう終わってしまいましたが、牛追いロードを辿っていると、


かわいいパレードが。


そして、数年前のバスク特集の雑誌に載っていたお店Horno Artesanoを訪ねました。
CANUT YANCI MINI(1個1.05ユーロ)を買い併設のカフェでエスプレッソと共にいただきました。

もう1件 La Navarraにて、オムレツコンテストで賞をとっているというオムレツとバカラオのトマト煮のピンチョスをいただきました。


このオムレツ、中のポテトとオムレツの軟らかさが絶妙でとっても美味しかったです。常連さんもオムレツ1つにワイン1杯ひっかけて帰るというのが定番のようで。
11日、12日、13日は、のんびりと過ごしました。
が、12日(日)は朝から色んな色で揃えた団体が街を練り歩いていました。
カヌーの大会が終わったお祭りと何かが一緒の日になったようで、前の通りは、お店の中か道路か分らない程の人で溢れ返っていました。


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